うつ病の目安としては症状が2週間以上続いたり、
症状が1日中ほぼ絶え間なかったり、長期間続くようであれば
うつ病を疑った方がいいかもしれません。

 

また、周囲からみてわかるサインもあるので、
周りの人がいつもと違う下記のような変化に気づいたら
うつ状態で苦しんでいる可能性もあります。

 

・表情が暗い
・涙もろくなった
・反応が遅い
・落ち着かない
・飲酒量が増える

 

他にも抑うつ状態に気付く前に身体に下記のようなサインが現れることもあります。

・食欲がない
・体がだるい
・疲れやすい
・性欲がない
・頭痛や肩こり
・動悸
・胃の不快感
・便秘がち
・めまい
・口が渇く

 

うつ病には9つの症状があります。

◆うつ気分

「憂うつだ」「悲しい」「何の希望もない」など、
気持ちが沈みこんで憂鬱になっていること。

 

場合によっては今にも泣き出しそうな印象や
憔悴しきった雰囲気だったいすることから気付かれることもありますが、症状は午前中がひどく、午後から夕方にかけて改善してくるようです。

 

このような状態の時は身体の不調で身体の痛みや倦怠感など、
イライラ感が強くなったり、怒りぽくなったりすることがあるようです。

 

◆興味や喜びの喪失

趣味や活動にあまり興味が感じられなくなり、自分の世界に引きこもるような状態。

・何をしてもおもしろくない
・何かをしようという気持ちさえ起きない
・友達とあっていても面白くなく、うっとうしい
・運動が好きだったのに熱中できない
・テレビでスポーツ番組やドラマを見てもおもしろくない
・好きな音楽を聴いてもちっとも感動しない
・性的な関心や欲求も著しく低下

 

◆食欲の減退または増加

減退すると…
・何を食べても、砂を噛んでいるようだ
・食べなくてはいけないと思うから、口の中に無理に押し込んでいる

 

1カ月で4~5キロ体重が減少してしてしまうこともあります。

 

増加すると…
・甘いものや特定の食べ物ばかりほしくなる。

 

◆睡眠障害(不眠または睡眠過多)

不眠になることがよくあり、「午前三時症候群」という人もいるそうです。
不眠になると、寝つきが悪く、夜中に目覚めて寝付けなくなる、
悪夢にうなされる、いつもより早く目覚めるなどしてしまいます。

 

また、夜の睡眠が極端に長くなったり、日中も寝てばかりいる
といった過眠症状があらわれることもあります。

 

◆精神運動の障害(強い焦燥感・運動の制止)

下記のような状態を専門的には精神運動制止と言われていてます。

・身体の動きが遅くなる
・口数が少なくなる
・声が小さくなる
・焦燥感が強くなる:じっと座っていられない
・イライラして足踏みをする
・落ち着きなく身体を動かしたりする

 

◆疲れやすさ・気力の減退

気力が低下しているので、洋服を着るのにも時間がかかるようになり、
何とかしなくてはという気持ちだけだ焦るがエネルギーがわいてこない。

 

・ほとんど身体を動かしていないのにひどく疲れる
・身体が重く感じられたりする

 

◆強い罪責感

自分を根拠がなくても責めたり、過去の些細なことを多い出して悩んだりしてしまいます。
何回も何回も他の人に確認をしたり、会社のプロジェクトがうまく進まない、会社の業績が不況の為におちこんだりしても、妄想的に自分のせいだと思い込んでしまう。

 

◆思考力や集中力の低下

・注意が散漫
・集中力が低下
・仕事が以前のように進まなくなる
・決断力が低下:大したことでなくてもあれこれ考えて何も決められない

 

◆自殺への思い

気分が落ち込んでつらくて死んだようがましだと考えるようになり、
欧米での研究では入院の必要なほどのうつの人のうち、
15%が自殺していることが判明。

 

おかしいとか、当てはまることがあれば、専門医(総合病院の精神科や心療内科、もしくは精神科専門のクリニックなど)に相談をしてみましょう。

 

正確な診断・判断は専門医でないとわかりにくいので
自己診断で診療が遅らせることだけはしない方がいいようです。