うつ病になると自分の気持ちを抑える力が弱くなってきていて、
普通では考えられないよう行動をすることも多くなってきています。

 

気持ちが沈み込み死んだ方がましと考えるようになったり、
うつ病が少し良く安った時に自殺の危険性も高まっていると言われています。

 

気分が沈んでいる時は考えるだけで実行するだけの元気もないが、
少し良くなると行動にも移せるようになるので自殺の危険性も高まるとされています。
欧米の研究でも入院が必要とするうつ病の人の15%が自殺していることがわかったいるようです。

 

症状が良くなってくると外見上は元気になったと周りの人は思うが、
抗うつ症状が強かった時のつらい記憶は簡単には無くならないので
自覚を持てないことも多くなっています。

 

このような本人と周りの人との食い違いにより、
絶望的な気分になり自殺を考えやすくなってしまいます。

 

自殺などの緊急性が高い場合は
家族の協力・消防や警察との連携が必要となります。

 

入院する時に本人の同意が得られないが入院が必要な場合は
保護者の同意が必要となり、医療保護入院となります。

 

家族がいない場合:市町村長となる場合もあります。

 

警察に保護された場合は
警察官通報に基づいて2人の神経保護指定医の診断の結果、
措置入院となることともあります。

 

入院が必要な場合は…

・自殺念慮(自殺をしたいと思うこと)が強いとき

・将来を極端に悲観したり、自責感や罪責感から死について考えたりすることが多くなり、
自殺企図(自殺を実行すること)に至る場合

・ほとんど食べず、衰弱が見られるとき

・極端に食欲が低下し、水分も十分に取れないような場合

・焦燥感(いらいら感)が激しいとき

・外来治療でなかなか良くならないとき

・自宅ではゆっくりと静養できないとき

 

自殺の危険性が高いのは…

・死にたい、消えてしまいたい、など、自殺願望をほのめかす。

・自分を責めたり、悔やんだりする気持ちが強い。

・イライラしたり、落ち着きがない。

・不眠を強く訴える。

・肉親に自殺をした人がいる場合

・過去に自殺未遂をしたことがある人

 

自殺したいと言っていたり、死にたいという言葉を聞いた時に
下記のようなことをすると相談したのにかえって暗い気持ちに追い込むことになります。
下記のようなことをしないことが重要となります。

 

・叱ったり、説教をする
・話をそらさない
・反論しない

 

そんな時は「相手の言うことをひたすら聞いてあげる」ことで、
そうすると気持ちが落ち着き気持ちが和らぐことがあります。

 

注意することは…飲酒

 

飲酒することで酔っ払って自殺したいという気持ちを止められなくなる場合があるので、症状が軽くなってからも1人で飲酒しないように注意する必要があります。