解離性障害は「解離性ヒストリー」と医学的に呼ばれていて、
神経病ではなくヒステリー分野に入る病状となります。

 

これは強いストレスや事件に巻き込まれたショックなどから記憶ば部分的に無くなってしまい、その間に何をしていたか思い出せないことで不安に襲われます。

 

症状が激しい時は突然家庭や職場からいなくなってしまい、
いろいろなところをさまよったりしまうこともあるようです。

 

原因の一つとしては…
子供のころの心的外傷体験で恐怖体験をしたことが
トラウマとなり大人になっても誘因とされています。

 

症状は…

・解離性健忘
心的ストレスをきっかけで記憶を無くすもの。
多くは数日のうちに記憶が戻るが、時には長期に及ぶこともあります。

 

・解離性とん走
極度のストレスで誰にも打ち明けることができない状態で突然起こす発生。
自分についての記憶を失い、失踪して新たな生活を始めるなどの症状。

 

・カタレプシー:体が硬く動かなくなること。

 

・解離性昏迷:体を動かしたり言葉を交わしたりできなくなること。

 

・離人症
自分が自分であるという感覚が障害される。
あたかも自分を外から眺めているように感じる。

 

・解離性てんかん:心的要因

症状は…
こん睡状態になる。
体が思うように動かせなくなる。
感覚が失われる。

 

・多重人格障害
極めて特徴的で患者は複数の人格をもち、人格が交代で現れる症状。
DSM(アメリカ精神医学会の診断ガイドライン)では
「解離性同一性障害」と名づけられているそうです。

 

他には…
・ヒステリー性運動失調症
・ヒステリー性失声症
・解離性運動障害
・心因性失声
・心因性振戦
・解離性痙攣
・神経性眼精疲労
・急性精神錯乱など

 

治療としては…
基本的には家族などの周囲の理解・主治医との信頼関係で、安心できる治療環境を整えること。

 

薬物療法は…
処方される薬は抗うつ剤やPTSDを含む神経症症状に対する精神安定薬などですが、症状を悪化させているような併存症に対するものなので有効な薬はないと言われているそうです。

 

この症状は一般的にある程度の時間を経過すれば自然に解消されるか、別の症状へ移行されたり、また、この症状は習慣化しやすいため
癖になって繰り返すようになってしまうそうです。

 

また、重要なことは患者は知識を十分持ち、
患者や家族が積極的に情報を提供すること。